こんにちは。ミクシィリサーチ濱野です。
最近、われわれが提供しているマーケティングリサーチのサービスの役割について、
あらためて考えたりすることがあります。
わたしがこの業界に入った9年前に習ったのは、
・マーケティングリサーチとは意思決定をするためのツールである
・マーケティングリサーチは失敗する可能性を減らすツールである
このような内容だったのを今でも思い出します。
恐らく、その時代であればここで言う「ツール=リサーチ結果」を提供すれば企業側は満足してたのではないでしょうか。
なぜならば、どんな意思決定をするか、言い換えれば「何をやるのか、やらないのか」の、仮説が設定できていたのでしょう。
ところが、最近のお客様は、集計結果の「高い」「低い」だけではなく、
集計・分析結果に業界や世の中の動きも捉えた上でどのように解釈すべきかも
求められてきています。
まさに、「データを出すチカラ」から「データを読むチカラ」が必要とされてきてました。
最近、肌で感じることは、実はこの「データを読むチカラ」だけでも足りなくなってきてるのではないかということ。
では、次に必要とされるリサーチという「ツール」の役割ですが、
この「ツール」が企業や、チーム内において、
【共通言語】になれるかどうかということではないかと思い始めました。
今までの、リサーチデータ(ツール)は、
不確実な世の中で失敗する確率を下げるためのツール
だったのですが、
これからの、リサーチデータ(ツール)は、
不確実な世の中でもチーム一丸となって進んでいくための【共通言語】 となるツール
このように同じツールでも使われ方が変わって行かなければならないのだと思います。
短期間で、必要な分だけ、リサーチを実施し、その結果を社内やプロジェクトチーム内でいち早く共通言語化することで、
数値によって裏付けされたその企画の新しい可能性を疑くことなく進んでいけるのではないでしょうか。
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そう。短期間で必要な分だけ安価にリサーチができ、
その上、各担当者が実施したリサーチ結果をすべて1つに集約できる。
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このように、今後のリサーチ業界に求められることの1つとしては、
リサーチ結果というツールをお客様の中で【共通言語化】すること、
それと、最も大切なのは、本当に【共通言語化】してるのかを把握するために、
継続的なお付き合いをしていくことではないでしょうか。