インターネットリサーチをもっと身近に        ~でも、1票の重みも考えましょう~

こんにちは、ミクシィリサーチ濱野です。

 

先週末は衆院選でしたが、みなさん投票場へ足は運びましたでしょうか?

 

わたしは、二十歳を越してからこのたび初めて選挙権がなく投票へ行くことは

できませんでした。

 

そうです、引っ越しなどを理由に異なる区市町村へ移って3ヵ月間住んでいないと、

選挙権は与えられません・・・そのうえ、年に4回行われる選挙人名簿への登録をされないと投票できません。

 

以下、東京都選挙管理員会HPより。

選挙権のある人でも、区市町村の選挙人名簿に登録されていなければ投票することはできません。この選挙人名簿の登録は、3月、6月、9月及び12月の年4回、それぞれ2日に行われ、各月の1日現在で引き続き3ヶ月以上その区市町村の住民基本台帳に記録されている満20歳以上の日本国民が登録されます。

 

これだけ多様化した生活スタイルの時代に、年に4回しか名簿更新しませんっていうのはいかがなものかと思うのですが。

データ入力して【更新】ボタンでいっぱつでしょ??

 

選挙の1票とマーケティングリサーチの1票を同じ扱いするわけにはいきませんが、

どちらの1票にはそれぞれ「重み」や「価値」があるのは間違いないでしょう。

 

 

そこで、マーケティングリサーチに関する1票(1サンプルなどとも言う)について少し書きたいと思います。

 

最近はインターネット利用は生活の一部に動機はどうであれなりたくさんのアンケート協力者が存在します。

また、目覚ましいテクノロジーの発達で、アンケートをするツールもどんどん開発されてきています。

 

(「アンケートへ協力者」+「アンケートシステム」)xリサーチノウハウ

 

本来なら、この3つの要素が揃ってこそ、質を保ったマーケティングリサーチが

提供できるのですが、

 

実は、

 

「アンケートへの協力者」+「アンケートシステム」

 

これだけでも、マーケティングリサーチを実施することは可能で、

最近はこのようなリサーチが増えてきてるように感じられます。

 

 

そうすると何が起こるか???

 

そう、1票の「重み」「価値」がどんどん下がっていきます。

 

数年前は、一般的なインターネットリサーチの1票単価は数百円でしたが、

今となっては10円以下のサービスもあります。

 

我々、インターネットリサーチを提供している側も、

インターネットリサーチのデータから重要な意思決定をしてる利用者側も、

 

この1票の「重み」や「価値」で本当にいいのかと、

あらためて考えていかないといけない2015年になるのではないでしょうか。

 

 

というわけで、mixi surveyで大人気のフリープラン(30回/月)ですが、

https://mixi-survey.jp/pricing/

 

年明けに利用回数制限させていただくことになります。

 

1ヶ月で30回使えてたところが、3回しか使えなくなりますので、

事前告知です。

 

例え3問でも、渋谷の街角で100人にアンケートしようと思ったら、

何時間かかるかな??

 

 

そう考えれば、もっと価値を高めていかなければなりませんね。

 

とても寒くなってきましたので、

皆様風邪ひかないようにご注意ください!!

 

リサーチのチカラ      ~より良い働く環境が質の高い介護や介助を提供できるはず~

こんにちは。ミクシィリサーチ濱野です。

 

以前、リサーチの役割という記事を書きましたが、

マーケティングリサーチの役割をあらためて考えてみた。 - 習慣!!ミクシィ・リサーチ!!

 

今日は、半分プライベートでの経験も交えながら、

「リサーチが持つチカラ」について感じたことを書いてみようと思います。

 

 

2年と少し前ですが、わたしの父は亡くなる前に、2ヶ所の病院でお世話になり、

最終的にはいわゆるホスピスという緩和ケア病棟に入りました。

 

その時にお世話になった2つの病院の看護士さんたちの対応というのか、

ホスピタリティといういのか、サービスと言っていいのか、

 

我々家族としてはあまり満足いくものではなかったというお話です。

 

どこかで聞いた話ですが、

「病院」というところは、

患者に治療を施して回復してもらうところなので、

すでに治療することすらできない終末期患者本人や家族の

ニーズには合っていないということです。

 

確かに、その通りでした。

 

特にひどいことされてるわけではなく、

一般的な介助をしてもらってるのですが、

あきらかに本人の表情は穏やかではなく、

常に何かに不満があるような、そしてこわばってるような表情でした。

 

その後、最後にお世話になったのは、

 

 

緩和ケア病棟、いわゆるホスピスというところでした。

 

ここに入って、先生や看護師さんとコミュニケーションを始めると、

本人の表情が一気に穏やかになったのを忘れもしません。

 

 

わたしが思うのは、一般的な病院でもホスピスでも、

看護士さんは一生懸命に担当患者の為に働いてくれているのだと思います。

 

ただし、それぞれの施設によって大きく異なることがありました。

 

それは、看護士一人に対する担当患者数がまったく違っていました。

担当患者数が多い病院の看護士さんは、当然ですがいつも走り回って、

次から次に鳴るナースコールの対応に追われてます。

 

そうすると、対応自体も質よりも量をこなさないといけなくなり、

一人一人の患者への対応が病院側都合になってしまってもしかたないと思いました。

 

一方、ホスピスでは、

全ては患者本位の考え方で、

酒もタバコも欲しければやっていいというぐらいで、

どうすれば患者のやりたい事をかなえてあげられるかという発想でした。

 

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何度も言いますが、病院でもホスピスでも看護士さんたちは一生懸命に患者やその家族のために働いてくれてます。

 

しかし、同じ看護士さんでも結局のところ、

「労働環境」がまったく違うということです。

厳しい労働環境の下では、質の高い、そして患者に寄り添った

医療の提供は難しいのではないでしょうか。

 

以下に、弊社でおこなった看護士・介護士などへの調査結果があります。

 

看護・介護の労働環境に関する調査

 

ほとんどの人は痛みをともなう腰痛をかかえ、

3人に1人はそれが原因で辞職しようとしたこともあるということです。

 

高齢化社会といわれてる中、医療現場で働く看護士さんたちの労働環境はあまりよくないのが実態です。

 

そこで先週の関西出張では、

医療や介護の現場で働く方々と、メーカー(企業)の意見交換会へ

お招き参加してきました。

 

メーカー側は、看護士や介護士が必要としてるであろうという仮説で商品企画や開発をしてるのですが、

その仮説と働く現場の実態にはギャップはないのか、

 

それを調べる意見交換会でした。

 

結果からいくとギャップは大きくありました。

 

やはり、企画や研究開発してるオフィスでいくら調べて話し合っても、

現場を見て聴いてみないとわからないということですね。

 

今後もこのようなリサーチを通じて、

より質の高い、そして患者やその家族が穏やかな気持ちになれるような

医療が提供できる環境作りに

ほんの少しかもしれませんが、役立てることが

「リサーチのチカラ」なんだとあらためて思いました。

 

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ネットリサーチをもっと身近に!            ~ヘルプセンターご存知でしたか?~

こんにちは。

 

最近、妖怪ウォッチの「サビ」の部分を口ずさむようになった、

ミクシィリサーチ濱野です。

 

早いものでもう12月、先日乗った東急線では12月の金曜日の夜に臨時列車を

出してるようですね。

忘年会で、あと一杯多めに飲めるよう気を効かせてくれてるようです。

 

利用者は助かりますね!!

でも、電車の利用者にこのサービスは認知されてるのでしょうか?

 

「助かる!!認知されてる??」

 

と言えば、

セルフ型ネットリサーチmixi survey のお客様ページに最近新設された、

 

mixi surveyヘルプセンター です。

 

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ご存知でしたか?

アカウントをお持ちのお客様はいちどご覧ください!!

 

便利な使い方や、マニュアル、FAQなどがあります。

 

 

このヘルプセンターに加え、わたしのような自分でコツコツ調べるより、

直接話しながら、質問しながら、習得していきたいような方々向けに、

 

このたび、

 

mixi survey 勉強会

 

始めました!

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 ご登録いただいてるお客様の中から希望者を募集して、

3回に分けて先日実施しました。

 

しかも、少人数でほぼマンツーマン状態。

 

弊社の営業とグループマネージャーが、

mixi surveyのさまざまな機能説明及び、便利な使い方など、

質疑応答を交えながら説明させていただきました。

(以下、イメージ)

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勉強会後のアンケートでは、

ご参加いただいた皆様、全員が「有益だった」とお答えいただき、

 

「操作が簡単なことがあらためてわかった」

「簡単な案件や自主調査企画などで使いやすい」

「スクリーニング調査の使い方がわかって便利」

「クライアントからの急ぎの案件に使えそう」

 

 

このような嬉しいコメントもいただきました。

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また、開発チームも同席させていただき、

実際のご利用者の声を聴くことで、自分たちの仮説を

検証することもできました。

 

今回は弊社会議室までご足労いただきましたが、

今後はご要望がありましたら、お客様のところで出張勉強会も

おこないますのでお気軽にご相談ください。

 

さて、次回は12月9日(火)更新予定です。

営業マンのリフレーミング               ~プレゼンターではなく、カウンセラーに~

こんにちは。ミクシィリサーチ濱野です。

 

以前、記事に書きましたように、

 

JMRAカンファレンスで話そうと思ってること。 - 習慣!!ミクシィ・リサーチ!!

 

先日、11/25にJMRAアニュアルカンファレンスへ参加して、

モバイルリサーチについて話しをさせていただきました。

JMRAアニュアルカンファレンス2014

 

モバイルリサーチに関しては、多くの方々が興味があるのか期待しているのか、

会場満席で立ち見の方も出るぐらいでした。

 

「皆様、お聞き苦しいところも

あったと思いますが、

ありがとうございました!!」

 

 

プレゼンの最後にもお伝えしましたが、

機会があれば場所選ばず、同じような話はいくらでもしますので、

 

モバイルリサーチについて、

 

「興味ある」「期待してる」 ⇒ 「すでに取り組んでいる」

 

こんな状態にしたいですね。

 

講演で使った資料は、こちらです。

一部、マスキングしてますがご了承ください。

【Jmraアニュアルカンファレンス2014】モバイル・リサーチの動向と挑戦ver.pulic

 

 

さて、話は変わりますが、自分の講演の前に基調講演を聞かせていただきました。

今回は、【行動観察 x ビッグデータ】ということで、

こちらも大きな会場が満席になる注目度合でした。

 

行動観察とビッグデータは、分析する目的も違えば、見えてくるコト・感じられるコトも異なりますので双方を比較するものでもないと思いました。

 

この講演で使われてました

大阪ガス行動観察研究所株式会社での行動観察事例を1つ紹介します。

 

行動観察と言っても、消費者もまだ気づかない隠れたウォンツを観察してるわけではなく、

業務効率化やスキルアップのための観察もあるそうです。

 

観察結果から、【できる営業マン】のリフレーミング(枠組みを変える)をおこな

い、

 

これまでのできる営業マン=優れたプレゼンター

これからのできる営業マン=カウンセラー

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ということに、とても納得できました。

 

プレゼンターでもなく、コンサルタントでもなく、

カウンセラーなんですね!!

 

やはり、自分が言いたいことを言うのはプレゼンターであり、

 

相手が聞きたいことをいうのがカウンセラーなんですね。

 

いま、相手にとって何が必要か、感じ取る観察力や直観力が必要ですね!!

 

次回はもう12月になりますね!!

 

 

 

ネットリサーチをもっと身近に!            ~プランの追加と、ちょっとお得な情報を~

こんにちは。ミクシィリサーチ濱野です。

 

いよいよ、

JMRAアニュアルカンファレンス2014 も明後日に迫りました。

わたしの出番は14時~です。

前後含めてみなさまとお会いできるの楽しみにしています。

 

さて、先週は

セルフ型ネットリサーチmixi survey の特徴であるスピードについて紹介しました。

http://blog.mixi-research.co.jp/entry/2014/11/11/155809

 

今回は数日前に新しく追加されたプランについて紹介します。

これまでは、

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・フリープラン(3問・100人)

・オープンプラン(10問・500人)

・マイプラン(15問・500人)

これらに加え、以下のまとめて利用できるものがありました。

・半年プラン

・年間プラン

 

開発チームがいろいろとリサーチした結果、

 

「もっと気軽に使えるプランが必要!」

「一方、もう少し本格的なのも必要!」

 

このような提案がありました。

 

ということで、この提案を前提に、新しいプランを作り、

それぞれのプラン名も変更しました。

 

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このよにプラン名を「色+設問数」としました。

 

当然、フリープラン以外はスクリーニング調査に対応しております。

 

ここで、少しお得な情報です。

このmixi surveyのスクリーニング調査は、最大1万サンプルまで獲得できるのですが、

 

なんと、この大量のローデータを

「そのままダウンロードしていただけます」

 

ということは、定点で大量サンプル・少数設問のブランド認知や利用などの調査が非常に低価格で可能となりました!!

 

 

インターネットリサーチはどんどんとツール化してきてますので、

ノウハウのあるお客様には使い方次第ではとても便利で、無限大の価値を持たせることができるのではないかと思います。

 

是非、皆様の知識や経験のもとに、このようなツールを便利に使いこなしてください!

 

今後とも開発チームは、皆様の使いやすいサービス提供をしていきます!!

 

 

 

(続)こんなエンジニア好き!!            ~俺たちも売上に貢献したい~

こんにちは。ミクシィリサーチ濱野です。

 

今回は、以前の記事、

こんなエンジニア好き!! ~俺たちも売上に貢献したい~ - 習慣!!ミクシィ・リサーチ!!

 

の続きにしようと思います。

 

「俺たちも売上に貢献したい」という熱い気持ちから、9月に改名をした、

セルフ型ネットリサーチmixi survey ですが、

 

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おかげさまで、順調にご利用のお客様が増えています。

 

 

スクリーニング調査機能に続きリリースした、割付機能も好評で、

たくさんのお客様に喜んでいただいてます。

 

セルフ型ネットリサーチmixi survey の良い所はいくつかあると思いますが、

その中でもお客様から好評なのが、

 

【スピード】

です。

 

一般的にはアンケートを始めるまでに下記のようなステップを踏むわけですが、

スピードを売りにする、

セルフ型ネットリサーチmixi survey は、

 

「3.アンケート画面の確認や修正作業」のステップを無くし、

いつでもお客様の手元でアンケートが開始できる仕組みになってます。

 

1.アンケートの設計

2.アンケート画面の作成

3.アンケート画面の確認や修正作業

4.アンケート開始

 

 

 

その一方で、

アンケート画面作成の作業にあまり慣れてないお客様に対しては、

少し勇気が必要な、

 

【アンケートを開始する】ボタンかもしれません。

 

 

そこで、このたび、

「mixi surveyの使い方説明会(もちろん無料)」を行う予定をしております。

 

ご利用者様のレベルに合わせて、複数回にわけて実施しようと思います。

もし、ご興味ある方いらっしゃいましたらお気軽にお問合せください。

 

 

そして、もっと多くのお客様にご利用いただけるように、

新しいプランも開発中です。

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もっと気軽に使えるライトなプランと、もう少し本格的な調査ができる30問のプランになる予定です。

ご期待ください!!

 

 

 

マーケティングリサーチの役割をあらためて考えてみた。

こんにちは。ミクシィリサーチ濱野です。

 

最近、われわれが提供しているマーケティングリサーチのサービスの役割について、

あらためて考えたりすることがあります。

 

わたしがこの業界に入った9年前に習ったのは、

 

・マーケティングリサーチとは意思決定をするためのツールである

・マーケティングリサーチは失敗する可能性を減らすツールである

 

このような内容だったのを今でも思い出します。

 

恐らく、その時代であればここで言う「ツール=リサーチ結果」を提供すれば企業側は満足してたのではないでしょうか。

 

 

なぜならば、どんな意思決定をするか、言い換えれば「何をやるのか、やらないのか」の、仮説が設定できていたのでしょう。

 

ところが、最近のお客様は、集計結果の「高い」「低い」だけではなく、

集計・分析結果に業界や世の中の動きも捉えた上でどのように解釈すべきかも

求められてきています。

 

まさに、「データを出すチカラ」から「データを読むチカラ」が必要とされてきてました。

 

最近、肌で感じることは、実はこの「データを読むチカラ」だけでも足りなくなってきてるのではないかということ。

 

では、次に必要とされるリサーチという「ツール」の役割ですが、

この「ツール」が企業や、チーム内において、

 

【共通言語】になれるかどうかということではないかと思い始めました。

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今までの、リサーチデータ(ツール)は、

不確実な世の中で失敗する確率を下げるためのツール

だったのですが、

 

これからの、リサーチデータ(ツール)は、

不確実な世の中でもチーム一丸となって進んでいくための【共通言語】 となるツール

 

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このように同じツールでも使われ方が変わって行かなければならないのだと思います。

 

短期間で、必要な分だけ、リサーチを実施し、その結果を社内やプロジェクトチーム内でいち早く共通言語化することで、

数値によって裏付けされたその企画の新しい可能性を疑くことなく進んでいけるのではないでしょうか。

 

ここで宣伝、

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そう。短期間で必要な分だけ安価にリサーチができ、

その上、各担当者が実施したリサーチ結果をすべて1つに集約できる。

そんな、便利な共通言語リサーチが、セルフ型ネットリサーチmixi survey !!

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このように、今後のリサーチ業界に求められることの1つとしては、

リサーチ結果というツールをお客様の中で【共通言語化】すること、

 

それと、最も大切なのは、本当に【共通言語化】してるのかを把握するために、

継続的なお付き合いをしていくことではないでしょうか。